ゆにわ塾

「イタイ人」だと言われていると思い込んでしまったアイデンティティクライシスの話。

こんにちは、ローラララです。

 

今日は、つまらない自我を持ち過ぎていたことに気づいたことを書きます。

 

風水にはまりまくった高校時代。

 

この記事

神社が好きになったきっかけ。人生に無駄なことはない。ローラララです。 私は神社がとても好きで、新婚旅行も九州の神社めぐりに行っています。 私が神社を好きになったきっかけ...

にも書いた通り、
私は高校生の頃、現実のうまくいかなさから
当時流行っていた、とある方(西に黄色で有名なDさん)の風水にはまり、
Dさんの本は70冊以上読み、すっかりはまってしまっていました。

今はDさんの風水は信じていないのですが、
そのきっかけは、あるときからDさんの伝える内容が
「懸賞を当てよう!」とかになってしまって
違和感を感じるようになったからです。

ですが、それまでのDさんは、「日本の良さを再認識しよう」とか、
「神社にお参りしよう」とか、「仕事を一生懸命しよう」とか
今読んでもいいなと思うことを発信されていました。

 

Dさんの風水の教えに「方位学」というのがあり、
私はすっかりはまって、良い方位しか行ってはいけない、
悪い方位に行ったら悪いことが起こってしまう、
と思うようになっていました。

それは今でも続いていて、旅行先を決めるのでも
「沖縄に行きたいけど3年先まで無理か・・」とか、
「今年はこの方位がいいから、あまり興味がないけどこの辺りに行こうかな」とか、
方位にとらわれて、なかなか不便な生活になっていました。

 

方位なんて気にせず、思い切って好きな方向に行きたいなと思うのですが
そのせいで子どもたちに良くないことが起こったりしたら嫌だな・・と
方位を気にしないことに踏み切れずにいました。

 

なんでも質問できるゆにわ塾で質問してみた。

 

私は今、「ゆにわ塾」というオンラインコミュニティで学んでいるのですが、
そこではQ&Aコーナーがあり、ゆにわ塾に参加していたら誰もが質問をすることができます。

私はここで、思い切って方位のことを聞いてみました。

そしたら、
私が風水で学んだ方位学の内容のような、
行ってはいい方位、ダメな方位があるという考え方はしていないこと、
方位のことは気にせず、好きな方位に旅行に行けばいいということが
たくさんの丁寧な説明とともに書いてありました。

これを読んで安心して、
これからは方位を気にせずに行きたいところに行こうと思いました。

 

私がダメな例として取り上げられていた。

 

私はゆにわ塾のQ&Aコーナーが好きでよく読んでいるのですが、
先日、あるかたが「独学で占いを学ぶこと」について質問をされていました。

そしたら、「独学で占いを学ぶのは危険です。
先日も方位について独学で学んでしまったかたがいますが・・。」と
私のことが書かれていたのです。

 

これを読んだとき、がびーんとなりました。

「ダメな人の例として書かれている・・。」
「独学で学んでしまったイタイ人だと書かれている・・(そんなこと書いていません)。」

 

私は自意識過剰なうえに悲観的なので、
そういう風に思ってしまいました。

 

また、高校生の頃から信じていた教えが
実は、信じるべきではない誤った考えだったと
その時初めて実感をもってわかり、
高校生の頃から今までの自分を否定されたかのような、
自分の軸がぐらぐらするような感じになりました。

 

自分を壊すことが必要。

 

実は、別のかたの質問の回答で私の例が出されているのを読むまで、
私はいただいた回答を本当の意味で自分に落とし込めてはいませんでした。

私が学んだ、「行っていい方位と行ってはいけない方位がある」
という考え方は間違っていた。

それは、回答をいただいた時点からその考え方が間違いになったのではなく、
昔からずっとその考えは間違っていました。

私は、間違った考えを高校生の頃から今までずっと信じていました。

回答をいただいた時点でそのように言われていたのに、
私はそれを理解していなくて、
それまでの自分の行動や信じたことは正しいと思っていました。

自分がずっと間違った考えを信じていたというのを
認めたくなかったのだと思います。

 

ですが、今回、例として出されたことを目にしたことで
初めてそれを理解しました。

 

 

自分が信じていたことが間違っていただなんて
直面するにはしんどい事実です。

 

ですが、私がずっと変われなかったのは、
ずっと言われていたことが本当の意味で自分に届いていなくて、
自分を変えなかったからではないかと思いました。

 

「自分は正しい」
「自分が信じていることが正しい」
「自分が信じているものと合致するものだけが正しいから取り入れる」

 

これまでの私はこういう風に考えていました。

 

ですが、これだと何の変化も起きません。

 

「自分が信じていたものは間違っていた」

このことを受け入れるのはつらいです。
つらすぎて最初は受け入れていないことすら気づかないほど受け入れていませんでした。

 

ですが、自分が信じていたもの、自分が正しいと思っていたこと、
これらを壊すことで、新たな価値観が生まれると思います。

そう思うと、自分を壊すことは
新しい価値観を手に入れるための素晴らしい方法なんじゃないかと思うようになりました。

 

自分が信じていたものが間違っていたこと、
自分が信じていたものを間違っていたことをまったく受け入れることができなかったこと
はどちらも最初辛かったですが、

今は、それが新しい自分を作ると信じているので
積極的に自分を壊していこうと思いました。

 

そんな風な素直な気持ちで
新しい自分になれるよう努力していこうと思います。

 

読んでいただいてありがとうございました。