こんにちは、ローラララです。
今日は、「やりたいことの前に求められていることをやる」ということについて
書いていきます。
新人漫画家さんが自分が描きたいものより優先したこと。
私は石塚真一さんというかたが描かれた「岳」というマンガが好きです。
長野の山岳地帯を舞台に、登山をしていて遭難してしまった人を
主人公が助けるという話です。
山という非日常の空間で、死と隣り合わせになってしまった登山者を、
主人公が助けたり、助けることができなかったり・・。
毎回命について考えさせられるドラマティックな内容です。
（長澤まさみと小栗旬主演で映画化もしています！）
石塚真一さんは「岳」が漫画家デビュー作なのですが、
まだ石塚さん自身も「岳」もそれほど有名じゃないときに
石塚さんのインタビューを目にしました。
そしたら、
「本当はジャズをマンガで描きたい。
でも自分はまだ実績がないから、
一般的に受け入れてもらいやすい山岳救助のマンガを描いている。」
という内容のことが書かれていました。
それを読んだときに、
「ジャズをマンガで・・・？難しくない？？」
と思いました。
そして、本当はやりたいことがあるけど、
やりたいことをやるために
今求められていてやれることをやっているということが、
とても印象に残りました。
その後、岳は小栗旬、長澤まさみ主演で実写化され、
「人気漫画家」としての地位を手に入れた石塚さんは、
岳の次のマンガとして本当にやりたかったジャズのマンガを描かれ始めました。
人気作家が描く、ジャズ奏者を目指す高校生を主人公にした
BLUE GIANTというマンガは人気漫画になり、
続編のBLUE GIANT SUPREME、続々編のBLUE GIANT EXPLORERも出るほど、
人気のマンガになりました。
これを見ていて、
「やりたいことのためにまずは自分ができて求められていることをやる」
ということの大事さがすごくよくわかりました。
「ジャズをマンガにする」という、音を絵にするという難易度の高いことをやるために
求められているもの（岳）を18巻も出すのすごいなと思いました。
そういえば、オードリーヘップバーンも、
晩年に平和活動をされるときに、
「本当にやりたいことをやるために
若いころ女優をやっていて良かった」と言われていたそうです。
「本当にやりたいことをやるために求められていることをやる」
ということを私も心がけていこうと思います。
読んでいただいてありがとうございました。
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