自分物語

10年前に私が丸坊主にした理由。

こんにちは、ローラララです。

 

情報発信には、ほかの人があまりやっていない体験が
自分の武器になるということを聞いたような気がするのですが、
今日ふと、私の体験でこれはなかなかやっている人少ないだろうな、
という体験について思い出しました。

 

実は私は、今から10年ほど前に、
髪の毛を全部切って丸坊主にしたことがあります!

 

これは、男の人はともかく、
女の人だとかなり少ないだろうなと思います。

 

今日は、どうして髪を丸坊主にしたかや、
やってみてどうだったかについて書いていきます。

 

大人になってから髪を丸坊主にした理由。

 

母の操り人形だった頃。

 

私は、母に対してずっと、母の機嫌をとらないといけないとか、
母に忖度しないといけないと思ってきて、
それは自分がどうしたいかとかは後回しで、
条件反射のように母に気を使って気を使って生きていました。

母の意志が一番。母の喜ぶことが自分がすべきこと。
私自身の意志は介入する余地はありません。

そうしないと、母が気に入る自分でないと、
自分が価値がなくて生きていけないと思っていたからです。

 

あるとき、母の人生を生きることが限界になった。

 

そんな風に「母が喜ぶ人生」をひたすら生きていたのですが、
あるとき限界になりました。

自分の中で何かがキレた音がして、
私は、ハサミで自分の髪を切り始めました。

最初は少しずつ切っていったのですが
だんだん、「髪は美容室で美容師さんに切ってもらうもの」とか、
「ショートヘアでも長さはこのぐらいはないといけない」といった
「自分が決めていた常識」がどんどん破られていくのが新鮮で、
気づいたら自分の髪の毛を全部切ってしまっていました。

 

たぶん、私は、「母から求められる自分」が本当に嫌になったんだと思います。
だから、多分母が望まないような、「坊主にする」ということで、
「母の意に染まない自分」になりたかったんだと思います。

 

そして、母に対して、こんな自分でも愛してくれるのか試してみたかったんだと思います。

 

丸坊主にしてみた感想。

 

丸坊主にしてみたことで、
私は私の枠がだいぶ外れました。

決してあり得ないと思っていたこと、常識だと思っていたこと、
たとえば、髪は美容師さんが切るものとか、
長さはこれ以上は短くしないとかは、
自分で決めてしまっていたことなんだと気付きました。

 

また、当然ですが髪は数か月後元の長さになり、
何かをやっても、「取り返しがつかないこと」というのは
あまりないのかもしれないと思いました。

 

ちなみに、丸坊主になったことに対して母は、
腫れ物を触るような感じでした。

 

 

その後のこと。母の呪縛について。

 

母との関係ですが、
髪を丸坊主にしたことは母の呪縛から逃れるためのスタート時点にすぎず、
そこからすぐに関係が良くなったかと言われれば全然そんなことはありませんでした。

ですが、それから何年もかけて少しずつ、
母ではなく自分の意志をもって、行動や決断ができるようになってきました。

母との関係はまだ良好なわけではないですが、
遠くから幸せを祈っているので、元気でいてくれたらいいなと思っています。

 

読んでいただいてありがとうございました。

 

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