※今日の記事は「プラダを着た悪魔」のネタバレを含みます。
今年のGWは映画三昧です。
「SHOGUN 将軍」という、ハリウッド制作の連続ドラマ、また、
黒澤明の「生きる」という映画をリメイクした、
「生きる LIVING」という映画がお勧めされていたので、
両方とも見られる、ディズニープラスとHuluのセットプランに加入しました。
そして昨日、早速、SHOGUNを見ようと思ったら・・・
過激!過激すぎる!
中二の娘とは見られない!
私も見られない!!!
残酷なシーンがガッツリと描かれていて、
始まって早々に挫折しました・・・。
普段穏やかな映画しか見ないので、
あんな過激な描写は初めてでした・・・。
過激な描写にやられてしまってグッタリしたので、
ハッピーで平和な恋愛映画が見たいということで、
昨日は「あなたが寝てるまに・・」という
ひたすらハッピーな恋愛映画を見ました。
そして今日。
今日もハッピーな映画が見たいということで、
「プラダを着た悪魔」を見ました。
実はこの映画は何度か見たことはあるのですが、
以前見たときよりも深い視点で見ることができました。
映画の最後で、
鬼のような編集長のミランダは
ファッション雑誌の編集長という自分の地位を守るために、部下を裏切ります。
以前は、
ミランダは私欲で自分の地位を守ったと思っていたのですが、
今は、
ミランダが守りたかったものは自分の地位ではなく、
自分が編集長であるRUNWAYという雑誌そのものではないかと思いました。
RUNWAYを守るために自分の編集長としての地位を守る。
その方がファッション界に貢献するから。
そのために、一人の部下を裏切ることは仕方がない。
全体の利益のために個人を裏切ってしまうことは仕方ないと
考えたのかなと思いました。
仕事の結果としての社会への貢献、
一緒に仕事をする仲間への誠実さ、
どちらも大事だけど、
時にはどちらかが犠牲になることもあるのかもしれないと思いました。
主人公のアンドレアは結局ミランダと決別して、
元の恋人、元の友人の元に戻ってきましたが、
自分が成長していった先には
元の人間関係には戻れないこともあるし、
元の人間関係にこだわると前に進めなかったりもするよなーと思いながら見ていました。
誠実さは持ちつつ、
成長して社会に貢献することもしていきたいと思いました。
今回挫折した、海外ドラマのSHOGUNは、
せっかくだから
一人でもなんとか見られないか、
再度チャレンジしてみるかもしれません・・・。